2017年11月20日

検診は何のため?(4):費用

がん検診の効果(メリット)は死亡率を下げることだけ、とされています。それ以外はすべて費用(デメリット)と考えられます。一般の方には違和感をもたれる言葉かもしれませんが、良い医療かどうか判断する方法として「費用効果分析」があります。

さて、費用とは何でしょう?

最初に思いつくのは「検診に必要なお金」です。自己負担は無料の場合もあります。それでも、市町村が負担してくれる部分は税金からだし、会社の保険組合が負担してくれる場合は皆の保険料からなので、結局、お金(費用)はかかっています。精密検査の費用、治療の費用もかかります。

検診を受けるために使う時間も「費用」と考えます。労働できたはずの時間だからです。検診場所へ行くまでの交通費も費用です。様々な直接的な費用、間接的な費用があります。

検診で陽性だといわれた場合の精神的負担も「費用」(デメリット)といえます。不安や痛み、生活の制限等は全てマイナスです。見逃しのリスクも様々な費用(デメリット)となります。「費用をどれだけ並べるの?」といわれそうですが、それ以上のメリットを求めて検診をしています。

早期に見つければ様々な費用を軽減できます。また、検診で「異常なし」(見逃しでなく)だった場合の安心感、変わりないことを確認できた場合の納得感も「効果」(メリット)と考えて良い、と思います。医局 MS

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posted by とくしま未来健康づくり機構 at 08:56| 日記