2017年06月16日

『聖の青春』

最近、14歳の棋士、藤井4段が羽生名人までも破り連勝中という話題を何度も耳にし、藤井効果か将棋がまたブームとなっています。今から7年前、東の羽生、西の村山と言われた天才棋士、村山聖が29歳という若さでこの世を去ったことは皆さん、ご存知でしょうか。

 先日、知人に誘われ「徳島で見れない映画を見る会」に行ってまいりました。この日の映画は「聖の青春」という将棋棋士・村山聖を題材とした、大崎善生のノンフィクション小説を基にした映画でした。私は、将棋は動かし方も全部は覚えてもいないくらいなのですが、こんな私が見てもこの映画は見ごたえのあり、強く心をうたれた良い映画でした。なにより、役作りのため20kg増量した村山役の松山ケンイチと羽生本人のメガネをかけ、まるで羽生が乗り移ったような東出昌大の演技が非常に素晴らしいものでした。腎臓の難病、ネフローゼを患いながら、将棋に命をかけ戦った村山聖。戦った後は必ずといっていいほど寝込んでしまったそうで、本当に文字通り命をけずって戦っていたそうです。膀胱がんになった時も麻酔をすると頭がにぶるから、麻酔なしなら手術をするとも言ったそうです。29歳という短い人生でしたが、将棋にすべてをかけ我々の一生分といってもいいほどの人生を生きたのではないでしょうか。

 ところで、こんな良い映画が徳島では上映されなかったということを、とても残念に思いました。最近、徳島市にもシネコンが誕生しました。良い映画がすこしでも多くの方に見られる機会が増えればいいですね。

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   検査技師 O

posted by とくしま未来健康づくり機構 at 09:42| 日記