2017年12月21日

子宮頸がん検診のお話

 “子宮頸がん検診を受診しましょう”と、遡ること半年前、今年もGW中にアスティ徳島で開催された子育て支援イベントで啓発運動を行ってきました。

 子宮頸がんの原因は、性交渉で感染するヒトパピローマウイルス(HPV)です。

HPVは皮膚や粘膜にいるウイルスで、性交渉経験のある女性の約8割が一生に一度は感染を経験するといわれています。性交渉で感染と聞くと後ろめたく感じるかもしれませんが、HPVの感染自体は、ごく自然なことなのです。

HPVに感染しても多くは一過性で、自然に消滅します。150以上のHPVタイプがありますが、高リスク型は約15種で、このうち、16型、18型が代表的な型です。高リスク型HPVの感染が長期持続した時、子宮頸がんになる可能性がでてきます。コンドームで感染のリスクを下げることは出来ますが、カバーしきれない部分にもHPVは存在するため、確実な手段とはいえません。

日本でも、HPVワクチンの接種が出来ますが、高リスク型HPVのうち、子宮頸がんの約70%に関わるといわれる2種(16型と18型)のHPVに対してなので、100%の感染予防にはなりません。ですから、定期的な細胞診検査とHPV検査(感染の有無を見つける検査)の併用で子宮頸がん検診を行うことが大切なのです。

みなさん、日本は子宮頸がん検診の受診率が低いですが、先進国では子宮頸がん検診受診は『女性の習慣』になってきています。自分の身体は自分で守る意識を持って積極的に受診しましょう。

                        検査技師 F

子宮がん福田.gif
posted by とくしま未来健康づくり機構 at 09:36| 日記

2017年12月06日

生け花

平成29年徳島県華道展に出品しました。

生け花木ノ桐.png 










花材:すすき・グロリオサ・シダ・野ばら

               ナースX




posted by とくしま未来健康づくり機構 at 10:23| 日記

2017年11月29日

レントゲン博士とX線

1896118日 ドイツ物理学者ヴイルヘルム・コンラ−ト・レントゲン博士は黒色の紙に包んだクルックス管で、陰極線の実験中に卓上においてあった蛍光紙が発光する現象に気付いた。装置は黒紙に包まれているので光は完全に遮断されていました。博士は目には見えないが光のようなものが装置より出ていることを確信し、写真乾板を用いて撮影を行い乾板が感光することを確認しました。この光のようなものは電磁波のひとつで謎の放射線は未知の数字を表す「X」の文字を使ってX線と名付けられました。

近藤ヤレントゲン.jpg翌年、妻の薬指に指輪をはめた手のX線写真が発表されて世界は驚きました。この発見によりレントゲン博士に1901年には記念すべき第1回「ノーベル物理学賞」が授与されました。博士はこのX線に関する一切の特許を取得せず人類のために広く利用されることを望みました。

20世紀に入ると医療の分野ではX線による検査だけでなく、放射線を利用した検査や癌の治療などが行われるようになり急激に発展し、今日の医療では放射線による検査は病気の早期発見には不可欠な検査となっています。しかし、放射線検査には被曝というリスクが伴うために人体に対する利用は法律により専門的知識を持った医師・歯科医と診療放射線技師に限られています。

検査に際して放射線に対する不安や疑問を抱いている受診者も増加しています。私達、診療放射線技師は研鑽に努め検査目的に応じた放射線利用そして正当化と最適化の実践に努め安心な健診業務を行っています。   放射線担当   Y,K


posted by とくしま未来健康づくり機構 at 17:40| 日記